後輩育成を担う良き先輩社員になるための「後輩との関わり方」

新入社員の早期離職を防ぐためには、メンターとなる身近な先輩の関わり方が非常に重要な要素です。しかし実際は、後輩指導が現場の先輩個人・店舗任せになっているという声をよく伺います。
指導方法として、「ティーチング」と「コーチング」を耳にする機会が増えているのではないでしょうか。後輩の気持ちに寄り添い、成長を支えながら決まったことを「教える(ティーチング)」と、相手の主体性を引き出し、自ら考え/行動できるように「導く(コーチング)」。
本プログラムでは、2つの研修を受講することにより、ティーチングとコーチングの指導法の違いを理解し、状況別に使い分けた後輩育成ができるようになることを目指すプログラムです。
[202503更新]
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Point 01
ティーチングとコーチング両方の手法を学ぶことで相手や状況に合わせた使い分けができるようになり、アプローチの幅が広がります
いずれのスキルも後輩の指導・育成には必要なスキルですが、その効果を最大限に発揮するためには日頃からの関係構築と見極める力が先輩には求められます。
ティーチングでは新入社員や若手スタッフの指導担当として効果的に教える手順を4つのステップに分けて習得します。さらに後輩の成長につながる「ほめ方」「叱り方・言いにくいことの伝え方」についてワークや事例学習を通して学びます。コーチングでは1on1で相手の主体性を引き出す考え方とスキルについて学習します。先輩が主体となって”教える”ティーチングに対して、後輩が主体となり自ら考え・気づきを与えるための関わり方が重要なコーチング。傾聴のスキルを中心にロールプレイングを通じて後輩との関わり方を体得します。 -
Point 02
ケーススタディを通して学習した内容を復習・定着させることができます
後輩指導においてよくある事例を取り上げてケーススタディに取り組みます。
事例では先輩側の関わり方に焦点を当て、グループワークで問題点を洗い出します。
また、先輩側の問題のある行動をどのように改善すれば、後輩の意欲を引き出し行動に移せるように導けるかを考察します。改善すべき項目は研修本編で学習した内容がポイントとなっているので、研修の振り返りと共に日頃のご自身の行動を省みる機会となります。
【テーマ例】
・何度も同じ失敗を繰り返してしまう後輩へのティーチング
・分からないことがあっても自分から質問してこない後輩へのコーチング -
Point 03
ケーススタディの例(ティーチング編)
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Point 04
ケーススタディの例(コーチング編)
プログラム概要
- 研修名
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- 1 後輩との関わり方(後輩指導)研修~ティーチング編
- 2 後輩との関わり方(後輩指導)研修~コーチング編
- 対象職種
- 先輩社員
- 受講定員
- <各研修>~20名
- 研修日数
- ①1日間(5時間) ②1日間(5.5時間)
- 特記事項
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- 本プログラムのカリキュラムはあくまで一例です
- 貴社の課題/お悩みに応じて、最適なプランを提案いたします。お気軽にご相談ください
カリキュラム一例
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①後輩との関わり方(後輩指導)研修~ティーチング編
項目 内容 本研修では「業務の教え方」だけではなく、「先輩としての心構え」や「相手に合わせた接し方」まで、各種成功/失敗事例を織り交ぜながら学んでいただけるよう開発しました。本格的に新人や後輩を迎え入れる前に受講することで、良き相談相手になりながら、独り立ちに向けて確実に仕事を教えていくコツを身につけていただけます。 ・先輩社員として、新人や後輩を育て組織への定着/早期戦力化に繋げる
・後輩指導における効果的な伝え方を習得する
・イマドキの新人の傾向を知り、寄り添いながらも厳しさやメリハリを持った関わり方を理解・実践する-
1.オリエンテーション
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2.現状把握
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3.効果的な指導のポイント
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4.ケーススタディ
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5.研修振り返り
※詳しいカリキュラムは、ページ下部「資料ダウンロード」よりお問合せください。 項目 本研修では「業務の教え方」だけではなく、「先輩としての心構え」や「相手に合わせた接し方」まで、各種成功/失敗事例を織り交ぜながら学んでいただけるよう開発しました。本格的に新人や後輩を迎え入れる前に受講することで、良き相談相手になりながら、独り立ちに向けて確実に仕事を教えていくコツを身につけていただけます。 内容 ・先輩社員として、新人や後輩を育て組織への定着/早期戦力化に繋げる
・後輩指導における効果的な伝え方を習得する
・イマドキの新人の傾向を知り、寄り添いながらも厳しさやメリハリを持った関わり方を理解・実践する項目 -
1.オリエンテーション
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2.現状把握
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3.効果的な指導のポイント
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4.ケーススタディ
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5.研修振り返り
内容 ※詳しいカリキュラムは、ページ下部「資料ダウンロード」よりお問合せください。 -
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②後輩との関わり方(後輩指導)研修~コーチング編
項目 内容 「ティーチング」の目的が基本的な知識や技能を教え込むこととするのであれば、「コーチング」の目的は、それぞれが持っている能力や意欲、強みを引き出すことです。本研修では状況説明(気づきを促す)・傾聴(気づきを高める)・発問(気づきを広げる、考えを整理させる)のスキルを習得し、実践演習やケーススタディを通して相手の主体性を引き出し、それぞれの個性に合わせた育成を行うコーチング手法を学びます。 ・先輩社員として、新人や後輩を育て組織への定着/早期戦力化に繋げる
・後輩の主体性を引き出し能力と意欲を高めるためのコミュニケーションスキルを学ぶ
・実践演習やケーススタディを通して後輩のタイプに合わせた様々なコーチング手法を身につける-
1.オリエンテーション
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2.コーチングの基本
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3.コーチングのスキル
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4.個性を育てるコーチング
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5.相手に合わせたコーチング<ケーススタディ>
※詳しいカリキュラムは、ページ下部「資料ダウンロード」よりお問合せください。 項目 「ティーチング」の目的が基本的な知識や技能を教え込むこととするのであれば、「コーチング」の目的は、それぞれが持っている能力や意欲、強みを引き出すことです。本研修では状況説明(気づきを促す)・傾聴(気づきを高める)・発問(気づきを広げる、考えを整理させる)のスキルを習得し、実践演習やケーススタディを通して相手の主体性を引き出し、それぞれの個性に合わせた育成を行うコーチング手法を学びます。 内容 ・先輩社員として、新人や後輩を育て組織への定着/早期戦力化に繋げる
・後輩の主体性を引き出し能力と意欲を高めるためのコミュニケーションスキルを学ぶ
・実践演習やケーススタディを通して後輩のタイプに合わせた様々なコーチング手法を身につける項目 -
1.オリエンテーション
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2.コーチングの基本
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3.コーチングのスキル
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4.個性を育てるコーチング
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5.相手に合わせたコーチング<ケーススタディ>
内容 ※詳しいカリキュラムは、ページ下部「資料ダウンロード」よりお問合せください。 -
開発者コメント
「業務の教え方」だけではなく、「先輩としての心構え」や「相手に合わせた接し方」まで、各種成功/失敗事例を織り交ぜながら学んでいただけるよう開発いたしました。本格的に新人や後輩を迎え入れる前に受講することで、良き相談相手になりながら、独り立ちに向けて確実に仕事を教えていくコツを身につけていただけます。
受講者の声
新人スタッフとのコミュニケーションの取り方、褒め方、叱り方が参考になった。
新入社員や若い世代との関わり方を知ることができた。自分たちがやってきた感覚で接しても伝わりづらいことも多く、大変参考になった。
後輩を指導するうえで自己流だったところを見直すことができた。
自己流で経験を重ねながら試行錯誤するよりも研修で知識や考え方を学ぶことでアプローチの幅が広がった。
後輩や部下との関わり方について考えさせられた。ティーチング編で学んだ内容を実践していくうちに部下や後輩から相談されたり、話しかけられることが増えた。職場の雰囲気が明るくなったと感じている。
後輩指導にかかわらず、人間関係の構築について考えさせられ勉強になった。